チューリップ畑

2019年東北支援うたごえの旅(6/29~30)無事終了しました      (皆様の応援募金に感謝申しあげます)

6/29(土)あいにく大雨予想の二日間、6時過ぎに家を出る。横浜、東京、埼玉、仙台各地から新幹線、車、三陸鉄道経由、東北の実家経由、バラライカ経由ありの21名自由参加の旅でした。我々は「大人の休日クラブ」に入り格安チケットを入手。

大人なので各自自己管理でしたが、全員無事に集合、帰宅した模様です。よかった!

新幹線組は一ノ関駅で現地実行委員長がお出迎え。二日間よろしくお願いします!

「キャッセン大船渡」で極ウマのランチを食べた後「祥風苑」で歌声ボランティア。

毎年伺っているので100名近い皆さまが大歓迎してくれました。

音響器材担当のかた大雨の中、ずぶ濡れで本当にご苦労様でした。

あまりに大雨なので、施設でゆっくりお茶をさせていただき、宿に直行して、ゆっくり温泉に入りました。大雨の中の露天風呂もいいもんです!

この後の人生はすっぴんそのままの自分でいようという気持ちになります。

今回はラインダンスはなく一人一人がマイクを持ち、語ったり、歌ったり

深おもしろいあっという間の大人の2時間半でした。みんなすっかり仲よしです。

陸前高田の実行委員長ご夫妻と大船渡の山小屋「寿限無亭」のSさんも参加してくれました。津波に巻き込まれ九死に一生を得た仙台のKさんも3年続けて参加。「今を前向きに楽しく生きている」と明るく話してくれました。でもまだ海は見られないそうです。

6/30今日も朝から大雨、霧が深いです。お客様は来れるのかしら・・・

スタッフはホールへ直行で準備開始。

その他の方は、大船渡の山小屋へ寄ってから陸前高田の震災語り部:釘子明さんの写真展に行きました。震災遺構も少なくなってきましたが辛いけど残してほしいです。

かさ上げ地は空き地が目立つ。1本松も悲しそう・・

第4回「うたごえ祭りin 陸前高田」シンガポールホール1~4時

朝10時にはお客様が集まり始め、準備~リハーサル~本番終了まで一日楽しんでいる方もいました。雨の中総勢170名が集まってくれました。

まだ2年目の地元陸前高田吹奏楽団&子供たちも大活躍!

「恋のフォーチュンクッキー」では、つい踊りだしてしまいました。

若き山本団長はドラムで歌声タイムにも参加してくれました。

メインゲストきたがわてつさんの歌と語りで会場の空気では一変し、

初めて聞くであろう「憲法の歌」も皆さん真剣にうけとめているのがわかりました。

そして北島三郎ではない「まつり」を歌いノリノリで終了!

奇跡の復活を遂げた醤油製造「八木澤商店」会長さんも

東京から応援に来てくれたAさんと中学の同級生の縁で来てくれました。

会長さんはカントリーウエスタンをやっていたとか。「You are my sunshine」のリクエストいただき、素晴らしいリードで皆で歌いました!

追加写真

**ホールの掲示ポスターを見てきたがわてつさんがびっくり!

7/7てつさんが音楽を担当した映画が上映されるそうです。

**大船渡温泉にも涼風のシンボルアマリリスが!

**翌日の東海新報の記事

**北上川の鉄橋

初日、「キャッセン大船渡」で1番高級なランチを食べたのは誰でしょう?

モチロンあの人です!

 

♬ウニはうまいな

   おいしいな~♬

2018年東北支援歌声ツアー5/19(土)~20(日)大盛況で終われました!ありがとうございました!

今回はツアーを組まず東京、横浜、仙台から19名が

新幹線、車、バイクでそれぞれ自由旅を楽しみながら来てくれました。

いつもの大船渡温泉には15名、他のホテルにも涼風会員が4名、盛岡歌声の会も日帰りで応援に駆けつけてくれました。地元の実行委員長佐藤ご夫妻やボランティアがつきっきりで運転、他サポートしてくれました。ほんとうに何から何までありがとうございました!おかげさまで今年も最高の東北歌声支援の旅になりました!

会員、その他の皆様からの応援募金もありがとうございました。チラシ宣伝代、現地の皆様へのお礼、お弁当代、その他ゲスト交通宿泊費などに使わせていただきました。毎年ホールを無料提供してくださる陸前高田市、チラシ全戸配布してくれた復興支援協議会、新聞報道してくれた新聞社様・・・参加の皆様、ありがとうございました。

みなさまの応援にこころから感謝して今後もがんばりたいと思います。

5/19大船渡「祥風苑」ボランティア

今年で3回目になるので100名近い皆さまが大歓迎で迎えてくれました。

老人ケア施設と目のご不自由な方のための施設です。電子ピアノや音響、映像機器も車で運んで最高の音響でエカテリーナさんの歌をきい聞いていただきました。

5/20第3回「歌声まつりin 陸前高田」シンガポールホール1~4時

あっという間の3時間でした。何よりうれしかったのはサークルがあちこちに育ち、大船渡と気仙沼のフラダンス教室15名、陸前高田復興友の会15名がステージで素敵な踊りを披露してくれたことです。キラキラの笑顔と素敵な衣装に魅了されました。エカテリーナさんもロシアの歌メドレー、クラシックの他ラストは「Time to say good bye」を熱唱!着物デザイナーでもあるエカテリーナさんが作ったドレスを陸前高田の女性にも着ていただきました。モデルウオークもばっちりでした!

小中学校運動会と重なったものの参加者180名は今までで最高でした。

「来年も来てくれるかな~?」「「いいとも~!」約束して別れました

 

大船渡の山小屋「寿限無亭」に今年もスタッフを連れていきました。

元小学校音楽教師の佐藤勝哉さんと仲間たちが木を伐り削り組み立て作ったログハウスです。

寒い小雨降る一日、佐藤さんが暖炉に火を入れて私たちを待っていてくれました!

ピザ用と燻製用の窯も手づくり!

秘密基地のような山小屋に男性陣は興味津々で、オーナーに質問攻めでした!

この前来た時あったオルガンは虫が喰って暖炉で焼いてしまったそうで残念・・・

窓から外の緑を見ると小鳥やリスのためにクルミやひまわりの種を置いてあり、池にはガマガエルのおたまじゃくしがいっぱいでした!

カブトムシも毎年繁殖させて子どもたちを喜ばせています。

震災後は苦しい胸の内を語り泣き、時間を過ごす方が多くいらしているそうです

大船渡:市場食堂で食べた海鮮丼とサンマ担々麺!

イチオシの宿:大船渡温泉では隣の加工場で処理したばかりのホヤを食べさせてくれます。露天風呂からは朝日が昇るのが見えます。

一昨年は大雨と雷!昨年は寝坊・・・今年は4時前に早起きして見ました!

歌声まつり会場へ行く途中、うわさに聞いた藤の花の名所へ寄っていただきました。陸前高田市米崎町の個人のお宅です。藤の根は古木の桜のように太いです。藤すだれの神秘的な美しさと香りからタップリ特上の”気”を吸収してホールへ向かった私たちでした。頑張るぞ~!

スタッフがホール準備に行っている間、他の方たちは現地の方の案内で大船渡や陸前高田を観光&復興視察をしました。

暴れなければ・・・ほんとうに豊かで美しい海

山のてっぺんが赤いのは気仙沼の「徳仙丈山」、次は時間をとって行きたいな・・

下の2枚は陸前高田市議佐々木さんから送られてきた写真です。

 

2017年東北歌声ツアー(7/28~29)無事終了しました!

皆様からの熱い声援とご寄付に感謝申し上げます。

感動の涙と汗と笑いいっぱいの人生最高の旅でした!

どんなにお金をだしても経験できない旅です。ありがとう!被災地で頑張っているみなさま!

ありがとう!仕事抜きで頑張ってくれたシニアボランティアツアー企画の丸橋さん

ありがとう!参加、協力してくれた皆様、

「来年も来てくれるかな~」「いいとも~!」固い約束をしました!(トップページ参照)

以下涼風10周年に企画した東北被災地応援ツアーの報告です(2016/6/18~20)

 

(スマホやタブレットでご覧の方は若干画像と文字がずれることがあります) 

 

「うたごえ祭り in  陸前高田」盛大に終了~~~~~!

何から書いたらいいのかわからないほどの、お話したいことが一杯の2泊3日の東北支援歌声の旅でした写真も一杯でどれを選んでいいのか、新聞社のデスクのように悩んでいます。

6/18(土)スタッフ4人(「星と涼風」とバクさん、吉原さん)はツアーの皆さんより先行してたくさんの荷物を持って出発。くりこま高原で下り、レンタカーを借りて南三陸の被災者が住む登米市の仮設集会所へ。昨年も伺っているところで宮川自治会長さんが笑顔で迎えてくれました。昨年は7月末でしたので屋根の薄い仮設はクーラー全開でも暑くて暑くて汗ダラダラ頭クラクラしながら歌いましたね。やがて皆様あちらこちらから集まってきましたが、皆さん飲料水を持っていない・・・あわてて500ccを50本注文しました来月には各地の復興住宅へ引っ越しが始まり、皆さんバラバラになってしまうとか・喜びと寂しさが入り混じった複雑な気持ちの皆様とたくさんの歌を歌いました。昨年は少し溶け込むのに時間がかかりましたが、今年はあっという間に笑いいっぱいの会になり、パイプ椅子から転がり落ちて笑っている方もいました。(後で聞きましたがご主人とお子さんを亡くされているとか)。驚いたのは斎太郎節(大漁歌いこみ)のあと、遠島甚句がとびだしたことです。やはり地元ですね。帰りには私の地元横浜六角橋の「川美せんべい」を2パックづつ涼風からプレゼントしました! ♪いつかまた会おう・・・今日のように歌い

ながら・・・

 

 

今年も未希ちゃんのお墓参りをしてから、「未希の家」に泊まりました。南三陸市の防災庁舎で最後までマイクを握って避難を呼びかけていた遠藤未希さんのご両親が始めた民泊です。忘れることのできない悲しみを抱えながら、1日1組限定で丁寧に暖かいおもてなしをしてくれます。

 ご主人が漁師なのでお料理すべてが美味しく、素敵なご夫婦との会話もはずみ、日頃あまり飲まない私たちもお酒がすすんでしまいました。でも夜は翌日に備えしっかり唄と三味線の練習をした私たちでした!(しかし本番でしくじったすゞ・・・)

6/19(日)さあ!いよいようたごえ祭り当日。車で1本松や移り変わる陸前の復興風景を見ながら、丘の上の素晴らしいホールに到着。地元の実行委員長(佐藤ご夫妻)やボランティアの若い皆さまが一生懸命準備してくれました。

オープニングは地元氷上太鼓9人の皆様の大地を震わすような太鼓の演奏でした。太鼓隊には陸前ボランティアを依頼された明石さんの妹の千葉さんがいて呼びかけて下さいました。

 

「お祭りマンボ」でうたごえスタート!「高原列車は行く」で皆でハンカチを振り「青春サイクリング」を歌う頃にはもう皆さんステージにどんどん出てくださいました。中でもオレンジのヤッケを着た盛岡の歌声のグループ、東京,仙台から来た皆様、今まで伺っていた下矢作地区、小友地区の皆様がノリノリでひっぱってくれました。

気仙沼の大正琴サークル「はまなす」の皆様は、「五木の子守唄変奏曲」他の素敵な演奏の後は歌い踊り・・まさにうたごえ祭りを思い切り楽しんで いるようでした。そのうちに会場の皆様も椅子から立ち上がり、「北国の春」では輪踊りが始まりました。「ブルーライトヨコハマ」ではおしゃれなダンスを踊っているかたもいました。このホールは半分がフラットなのが良かったですね。

 

 昨年の涼風300回記念にもきてくれた「ゆめちゃん」がまた応援にかけつけてくれました。素敵な手作りのプレゼントもありがとう!ゆめちゃん。ボランティアの若者の皆様も「365日の紙飛行機」「花は咲く」「陸前高田市民歌」では思い切り歌っていましたね。陸前高田市民歌は地元コーラス「まつぽっくり」の先生が原曲楽譜を送ってくださいました。

 

 地元の参加者101名、東京横浜、他地区から50名、この日の150余名は350席の会場を満席に感じさせるような、とてもパワーあふれる皆さまでした。昨年の横浜みなとみらい小ホール満席の440名と同じくらい、いやそれ以上の”一体感のある力”を感じました。太鼓も大正琴も他の楽器もホールも津波で流されてしまったけれど、全国の応援と地元の音楽を愛する人の情熱でいち早く復活して復興を支える大きな力になっているのですね。参加の皆様には私のふるさと伊豆下田の観音温泉製造の体にいい温泉水を差し上げました。(原価で300本提供していただきました。ありがとうございました)

 

陸前高田市コミュニティーホール

うたごえ喫茶もりおかの皆様

だんだん輪が広がってまさにうたごえ祭り

日本各地、海外へも演奏に出かける地元氷上太鼓

前列は気仙沼大正琴サークル「はまなす」の皆様

ノリノリですね

大船渡の山小屋「寿限無亭」の佐藤さん、左端は地元実行委員長佐藤さん

陸前高田震災語り部の釘子明さんはくまもんをかぶり応援


*南部俵積み唄を踊る山田さん(縦にならなくて失礼)

 

*いつも笑顔で応援してくれる陸前高田市議:佐々木氏

 

6/20(月)朝4時に海から昇る朝日を拝めとのツーリスト丸橋氏の指示で起きましたが、雨風強し、雷まで轟いていました。残念だったけど雨に濡れながら海が目の前の露天風呂へ。

 早朝、いつもお世話になっている陸前高田市議の佐々木さんが駆けつけてくれました。生憎東京出張で昨夜帰ってきてお疲れだったのに再会できて嬉しい!

 

 ここでまた二手に分かれて、スタッフは大船渡の老人介護施設「祥風苑」へ音楽訪問。目のご不自由な方が多い施設なのでプロジェクターと先読みで皆さんと歌いました。午前中はお風呂があるため普通嫌がられますが、こころ良く引き受けてくださいました。祥風苑様を紹介くださってありがとうございました。翌日も本番があるため、午後新幹線に乗りラッシュ前に自宅到着できました!

 

大船渡 祥風苑様へへ音楽訪問

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ツアーの皆様

石巻で被災した平塚さんのお話 

 仙台歌声喫茶「バラライカ」

 

初日は仙台で有名な歌声喫茶「バラライカ」を楽しむことが目的でした。ツアーの皆様のために2時~昼の歌声喫茶を企画していただきました。今回は被災地応援歌声ツアーですから、歌声の前に石巻で被災した平塚さんに被災体験のお話をお願いしました。平塚さんはすゞが一人旅で行った「バラライカ」で知り合った友人です。

 バラライカは人と人を結び付ける出会いの場でもあるんですね。南部さん、奥様、息子さんの南部ファミリーの歌声は昔の歌声喫茶の雰囲気が久しぶりに味わえた!と皆様大喜びでした18:30~21:30の夜の通常歌声喫茶にも18人が参加したそうです。

 そして翌日もバスの中で歌い、奇跡の1本松の近くでも歌い、うたごえ祭りでも大いに歌い踊り、夜も大船渡温泉で歌い踊り・・・・本当に元気な50代~88歳の42人でした。でもホールでのうたごえ祭りのあとは津波犠牲者が多く眠る普門寺さんへお参り。歌っただけでなく真剣に学んだ旅でもありました。

普門寺にてご住職不在のための奥様のお話を聞く

庭には手作りの五百羅漢像たち


夜はスタッフとも合流して被災後にできた海のそばの大船渡温泉に泊まりました。元民宿でまぐろの兜煮もでるごちそう三昧。宴会場にはステージもあり「横浜歌声の会『涼風』」の横断幕。あら~!第3部ステージの始まり始まり~~。地元の貢献4人組も加わりました。ロシア合唱団とバラライカ応援団の皆様の先導による「乾杯の歌」すごい迫力でスタート!・・・ビールを持って歩きながら歌いながら乾杯、乾杯・・・いつしか肩を組みラインダンスまで飛び出しながら、大船渡温泉の夜は更けていったのです

カンパ~~イ!

ホタテ、カキ、ワカメ養殖発祥の地・・豊かな大船渡の海(宿より)

*ラインダンスを先導するホッシー (皆、息も絶え絶え・・)

    

最終日は大船渡で語り部のTさんに街を案内していただきながら、震災、津波被災時のお話を伺いました。雨のぱらつく中、迫力ある碁石岬にも案内していただきました。わずか1時間でこんなにも人の心を掴んでしまう素晴らしい語り部さん。またお会いしたいと思いました。

 メキシコのピラミッドのように土地のかさ上げ工事がすすむ陸前高田を通り、気仙沼でも語り部のお話を聞きました。気仙沼は高い防潮堤ができつつあり、海が見えなくなったと嘆いていらっしゃいました。漁業基地であるためたくさんの重油タンクが壊れ大火災が起きた市内。地盤沈下もひどく、大潮や雨が降るとアチコチ冠水して水がひかないそうです。建物にはここまで津波が来たというマークが各所にあり、自然の脅威を再認識した皆さまでした。おみやげもたくさん買って帰りのバスの中はひとりづつ、マイクを握り今回の旅の感想など自由に語っていただきました・・・それはそれでとてもいい時間でした。

 

 ツーリストの丸橋さん本当にありがとうございました。この旅で感じたことを一人でも多くの方に伝えていきましょうね!お疲れ様でした。

 

南三陸町 防災庁舎(バス車内より)

 

地盤沈下で今も少しの雨でこの状態(気仙沼)

 

1本松

*皆様の足・バスBRTの駅

 

*思わず津波の高さに驚いて見上げる

 

*お寺の奥様とツーリストの丸橋さん

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